PERSONZのボーカルJILLのダイアリー!
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JILL'S SALON:「カムイ外伝」
はい。今日午前中「カムイ外伝」を見て参りました。


10時に丸の内ピカデリーに着いたら...
あら?女性が多いこと...あれ?と思いつつ窓口でチケットを購入。
おぅーっと!今日はレディースデーだぁー!なんかLUCKY!

でも女性たちの流れは「ココ・シャネル」へ...
私はその流れに逆らって「カムイ一枚...」ははは。
でもカムイにも女性や中には小学生の男のお子さんを
連れた方もいらして驚きましたが、無事着席。
...と、思いきや、映画が終わるとジムの時間で
早めに戻らなくてはならないので
ブログ用の写真をパチリしに...



でも売店の前のこのポップ。
この前でセルフシャッターしてる私は
まるで松ケンの超ファン状態じゃん....と、ひとり焦りました。
なので表情が硬い...

それにしても午前中からザァバーザァバーと人は斬られるし
グギッて腰骨は折られるし...
手裏剣がバンバン飛んでくるので思わず避けちゃうようなシーンの連続。

私、全然内容を知らずして行ったものですから...
しばし手足に力がはいりましたよ。

でもね、観ているうちに...かつて観た木枯らし紋次郎とかを思い出して
ニヒルなヒーローなのかと思いきや...
松ケンさんカムイはクールに見えて真っ当。
年齢的にもヒーローが年下だと違う見方になっちゃうんでしょうか。
私から観れば過酷な人生を生きるカムイも
まだまだ初々しい若者として映ります。

ただ、カムイは私自身もかの昔....
ちらっとアニメで観たことがあるかもしれないけれど
思い出してもはっきりとは浮かばず漠然としていますが...

ここにきて映画を観ると...
原作の背景はとても暗くて根深いものを描写した劇画です。
下層階級に生まれたがゆえに忍びとして生き
その後、掟にがんじがらめになった世界に閉口して
抜けて自由を求めて逃げていく主人公。
行き着くところで追っ手が迫り
その中で触れ合った人も自分と関わったせいで命を落とす。
救いのないような世界です。

忍者ものといえば私が昔大好きだったのは「赤影」...
これは全然怖くなかったですけどね、

昔のドラマやアニメは暗い感じのヒーローもんも多かった。
子どもながら見てたけどジトォーとした質感があってね。
木枯らし紋次郎も同じく、暗かった。
もちろん中村敦夫のやつです。江口洋介ではないっ!

だって「あっしには関わりねぇことでござんす」だもの。
でもそんな大人の渡世人ヒーローはちょっと格好良くて
とても遠い存在だったけど...
今や、カムイのヒーロー像を見ると圧倒的に若いのです。

映画は崔監督がんばった!大作でしたね。
沖縄ロケの砂地の走りも役者さん達もスタッフさん達も
それはそれは大変そうだったけど...
CGやワイヤーもんやそれこそ数十年前にはなかった
映画の技法が盛り沢山で
監督としての作業はさぞかし大変だったと思います。
楽しめましたよ。
個人的には血がドバァー的な映画は好みではないけれど
ご縁があって見させて頂いて思うところもたくさんありました。

公式のサイトを見ていて
崔監督と松山さんはかなりの数の劇場をキャンペーンして
回ったそうですが、その松山くんの舞台挨拶の言葉...

「こ の舞台挨拶が31回目になりますが、本当に沢山の方が「カムイ外伝」に興味を持ってくださったようで、劇場で男性も女性も年配の方も若い方も、たくさんの 方に出会えました。それだけ、この作品のテーマは普遍的なのだと思いますし、40年以上も前の原作が今映画化されたことに意味があるのだと思います。僕に とっても必要なものになりました。また、これは僕自身が思っていることですが、ぼくは映画を教育だとも思っています。自分の周りには学ぶべきことがたくさ んありますし、流されそうな時もありますが、皆さんにも「自分が何を欲しているか」ということを芯に持っていてもらえればと思います」

私もとても学ぶべきことがたくさんありました。
ひとつの作品を創り上げるということは
それはそれはパワーのいること。
もちろん作品は作品で評価されるべきでしょうが
私は同じ制作者としていろいろなことを考えさせて頂きました。

自分が巡り逢うものすべてに無駄はなく
必然だと私は考えています。
出逢いの中でなにを感じるか
それが自分につながる芯となるはずです。

皆さんも折あれば「カムイ外伝」と出逢ってくださいね。
感じることがあるはずです。

崔監督...載せちゃうぞ。
ほら、監督が36歳のときですよ。
私が25歳。ひゃぁーふたりとも、わっ若い。



でも当時はとてもとても大人に感じてました。
撮影の合間も監督は怖くて...
ちょっとでもリラックスしてきて若気の至りで
下手な演技しようとするとすぐ怒られてねぇ。

今でも忘れられない思い出です。
バンドはずっと同じフレームの中で作品創りをするけれど
映画は全員単体で、制作する度に「組」が創り上げられる。

私は単体でいることがその当時はとても苦手で
ほんと借りてきた猫のような存在でした。
でも沖縄の海の感じとか、独特の街の風景、
撮影する場の面白さ...たくさんの体現が今でも鮮やかに甦ります。
歌も急遽、海を見ながら唄わされたし...
あれから24年。



この間の3月のライブは崔さん観に来てくれました。
嬉しかったなぁ。
まだまだ、たくさん映画撮ってくださいね!
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